生きた証を素敵な場所に残してきました
掲載日:2011年02月20日
【香川県】家族の心臓の音、豊島にat心臓音のアーカイブ
赤ちゃん:![]() ![]() ![]() |
小学生なら自分で録音可能です。アクセスの自転車もちょっと楽しい |
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両親のにっこり度:![]() |
家族との思い出づくりに。島の景色も満喫 |

瀬戸内国際芸術祭は終了しましたが、こちらの施設はオープンしています! 他にも豊島は結構引き続き公開している施設も多いので、ぜひ訪れてみてはいかが?
7月の記者会見のボルタンスキー氏の話を伺い、「私もここへ自分の心臓の音(生きた証)を残したい」そんな風に思い訪れることに。港からは距離があるのを知っていたので、100円/1時間のレンタサイクルを利用。子ども用の自転車もあり、ご機嫌で施設に向かいます。
入館料は500円15歳以下は無料です。これは”ハートルーム”と、心臓音のデータベースから視聴できる体験の料金で、自分自身の心臓音を録音するには、別途1500円かかります。(※録音は芸術祭開催中だけの可能性もありますので、詳しくはお問合せください)
また、録音した音は、名前とともに作品の一部として公開されるため、先に個人情報について許可の書類にサイン。そして録音ルームに入ります。ヘッドホンをして聴診器みたいなものを当て、40秒間録音……で、終了です。待ち時間がなければ15分もあれば十分かと。録音した心臓音はすぐに作品に加えられるほか、CDに焼いて専用のBOXに入った形で持ち帰りができます。
家に帰って聴いてみると、私の音は性格をあらわすのか、テンポがよいというか、ちょっとせっかちな感じ(笑)。息子は力強く元気な音、夫の音はゆっくりと貫禄のある感じ。
”心臓音のアーカイブ”は美しい瀬戸内の景色が広がる海辺にあります。分身がいつもそこにいるような感じがして「また来るね」といい、島を後にしました。こちらは瀬戸内国際芸術祭終了後も残るそうです。ということは、施設が存在するうちは、私(&家族)の心臓音もここれで聴けるということ。
もし訪れることがあれば、私の心臓の音もよければ聴いてみてくださいね。(※名前で検索できます)
あ、それと視聴覚室でこの作品の制作者、ボルタンスキー氏の心臓音も聴けますので、お試しを。
瀬戸内海は景色が素晴らしく、ぜひ島までの船旅も満喫してくださいね。高速艇は早いけれどのんびり楽しむならフェリーがお勧めです。
芸術祭は終了しましたが、豊島美術館はオープン、いくつか見学ができる施設も残るようなので、かえってのんびりと楽しめていいかもしれません。
【写真a】

【写真b】

【写真c】

【写真d】

【写真e】

旅行の記録
レポート目次 |
![]() 小豆島、豊島へ~海と芸術堪能の旅 |
関連リンク | ■心臓音のアーカイブ http://www.benesse-artsite.jp/boltanski/index.html ■開催後も継続公開中の施設はこちら http://www.setouchi-navi.jp/after/ |
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